白柴犬との日がな一日

白柴の“いぬさん” ベタの“こくまろ” かいぬしの日常を綴る雑多ブログ

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柴犬とは?柴犬のこと、改めて勉強してみる。

白柴犬・いぬさんの後ろ姿

柴犬について、再認識

皆さんは、柴犬ってどんな犬?と聞かれたとき、咄嗟に説明ができるだろうか?
日本犬であるとか、マロ眉で尻尾がクルンとしているとか、大体こんな感じだったよな~と、テレビや写真、イラストなどで見るような、イメージの中の柴犬を語っている……。そんなことはないだろうか?
かくいう私も、柴犬とは何か!?と突然聞かれたら上記のような回答をしただろうと思う。
折角白柴犬と暮らしていくのだから、まずは家族のことをよく知らねばならん!!

……ということで柴犬について改めて勉強してみることにした。

柴犬、なんて読む?

柴犬。振り仮名がされていない場合、それはなんとも悩ましい単語になる。
あなたは柴犬をどう読むだろうか。『しばいぬ』派だろうか、それとも『しばけん』派だろうか。某チョコレート菓子の「どっち派?」問題と共に、しばいぬ・しばけん問題は長らくわたしの心を占拠してきた。とても良い機会なのでこの問題を真っ先に解決したいと思う。

我らが頭脳であるウィキペディアさんなどを参照すると、柴犬と書いて『しばいぬ』と括弧書きがしてある。公益社団法人・日本犬保存会さんのHPにもお邪魔してみたが、やはり柴犬の読みは”SHIBAINU”で『しばいぬ』となっていた。
かといって『しばけん』が間違いなのかといえば、別にそういうわけでもないようなので『しばけん』派の方々も安心してほしい。

因みに、当ブログ『白柴犬との日がな一日』の『柴犬』は、リズムと語感の観点から『しばいぬ』と読まれることを想定しているが、こちらもまた好きに読んでほしい。


柴犬ってどんな犬?

では本題に入ろう。
柴犬とは、日本原産の犬、通称『日本犬』の一種であり、天然記念物にも指定されている。鳥やウサギなど、小動物の狩猟に重宝され、古くから日本の地で人々と共に暮らしてきたらしい。
一般的な性格として、飼い主に従順・警戒心が強く賢いと言われているが、狩猟の手伝い、番犬として家を守るなどの仕事を与えられていたこと、遺伝子的にオオカミに近い犬種であるということもあり、個体差はあるが、興奮しやすかったり攻撃性が高い一面もあるようだ。
実際、うちのいぬさんも上記に洩れず日本犬の日本犬らしい実に柴犬らしい性格をしている。

柴犬が(遺伝子的に)オオカミに近いというのはなかなかすごい事実ではないだろうか。



柴犬『赤』『白』『黒』、そして『胡麻

続いては柴犬の外見について勉強していく。
我が家の白柴犬・いぬさんはその名の通り白い柴犬であるが、柴犬の毛色は『赤(茶)』『黒』『胡麻』『白』が主であり、中でも白や胡麻色の毛を持つ柴は珍しいのだとか。実際、いぬさんの周囲でも胡麻色の柴犬にはまだ会ったことがない……。

また、柴犬の尻尾は巻き尾・差し尾、巻き尾の中の左巻き右巻き、その中の一重巻き二重巻き半巻き車巻き、差し尾の中の太刀尾薙刀尾柳尾たたき尾などなど様々な種類があるとのこと。
我が家のいぬさんは巻き尾だが、右巻きにも左巻きにもなっているのを見たことがあるので気分で左右を選べるのかもしれない。因みにおそらく二重巻き。寝ているときやリラックスしているときは巻いてないことも。



柴犬に豆柴という種は存在するのか

「小さいですね、柴ですか?」「普通の柴じゃないのよ豆柴なのよ」
皆さんはこんな会話を聞いたことはないだろうか?そして『柴犬』と『豆柴』は種類が違うのだと思ってはいないだろうか?
『豆柴』という種は、実は普通の柴犬なのだという。小型の柴犬を選んで交配・繁殖させたものを『豆柴』と呼んで取引がなされる場合もあるようだが、日本の主な登録機関では『豆柴』という種の血統登録は認められていないそうだ。(※公認する団体も一部あるとのこと)
また、豆柴と言えど普通の柴犬であるため、最初は小柄であったものの成長するにつれ通常の柴犬サイズとなる場合もある。豆柴が豆と例えられないほど大きくなってしまったケースなど、ミニウサギはミニではないらしい、という話を思い出す方もいることだろう。



今回のまとめ

一口に柴犬といっても、毛色や尻尾に様々な個性を持つことがわかった。上記で紹介した以外にもまだまだたくさんの魅力がある柴犬。我が家の白柴犬・いぬさんを、また新しい視点で見ることができそうだ。