皆さんは、愛犬のレインコートのサイズで困った経験はないだろうか?
胴回りが合わなかったり、首回りが合わなかったり、体長に合わなかったりと、様々な『合わない』があると思う。
かくいういぬさんは、胸回りのサイズが合わず、レインコート選びにはかなり苦戦を強いられた。首・胴回りや体長に合わせると胸回りがきつくて着られず、かといって胸回りに合わせると他の部分が大きすぎてガバガバになってしまうほどだ。
いぬさんは鳩胸?
さて、ここで少々犬の骨格について話していく。
犬の胸には胸骨柄(きょうこつへい)という骨があり、その先端(胸あたりを撫でたときに出っ張っている骨)を胸骨端(きょうこつたん)というらしい。おそらくいぬさんは、この胸骨柄(胸骨端)周辺が他の犬たちよりもしっかりしているのであろう。
ネットで見かける柴犬たちも、胸回りがシュッとしている子、うちのいぬさんのように鳩胸っぽい子など、大まかに2通りのタイプがあるように思う。
幸いいぬさんは、何着かは失敗したものの、ぎりぎり着られるサイズのレインコートを発見できたため、雨天でもなんとかびしょ濡れにならずお散歩ができている。しかし、ぎりぎり着られるサイズであるためか、歩いているうちに首回りの背中側が下がって、結構な隙間ができたりもするため、いぬさんのレインコート探しはもう少し続きそうだ。
レインコートを着ると……?
余談だが、うちのいぬさんはレインコートを着せるとピタッとその場に固まってしまう。着せる直前までは「着たくない!!」といった感じで元気に逃げ回っているのだが、いざレインコートを着せると、上の画像のような困った表情をしてその場に立ち尽くしてしまうのだ。
困り顔でピタッと静止している姿は、本人(本犬)には悪いが、とても愛らしい。
因みに、どんなに静止していても、玄関を開けると普通に散歩に出かけてゆく。なんとも不思議な静止である。