白柴犬との日がな一日

白柴の“いぬさん” ベタの“こくまろ” かいぬしの日常を綴る雑多ブログ

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白柴犬のいぬさんとレインコートの話

新しいレインコートを着せられて固まるいぬさん

皆さんは、愛犬のレインコートのサイズで困った経験はないだろうか?

胴回りが合わなかったり、首回りが合わなかったり、体長に合わなかったりと、様々な『合わない』があると思う。

 

かくいういぬさんは、胸回りのサイズが合わず、レインコート選びにはかなり苦戦を強いられた。首・胴回りや体長に合わせると胸回りがきつくて着られず、かといって胸回りに合わせると他の部分が大きすぎてガバガバになってしまうほどだ。

 

いぬさんは鳩胸?

さて、ここで少々犬の骨格について話していく。

犬の胸には胸骨柄(きょうこつへい)という骨があり、その先端(胸あたりを撫でたときに出っ張っている骨)を胸骨端(きょうこつたん)というらしい。おそらくいぬさんは、この胸骨柄(胸骨端)周辺が他の犬たちよりもしっかりしているのであろう。

 

ネットで見かける柴犬たちも、胸回りがシュッとしている子、うちのいぬさんのように鳩胸っぽい子など、大まかに2通りのタイプがあるように思う。

 

幸いいぬさんは、何着かは失敗したものの、ぎりぎり着られるサイズのレインコートを発見できたため、雨天でもなんとかびしょ濡れにならずお散歩ができている。しかし、ぎりぎり着られるサイズであるためか、歩いているうちに首回りの背中側が下がって、結構な隙間ができたりもするため、いぬさんのレインコート探しはもう少し続きそうだ。

 

レインコートを着ると……?

余談だが、うちのいぬさんはレインコートを着せるとピタッとその場に固まってしまう。着せる直前までは「着たくない!!」といった感じで元気に逃げ回っているのだが、いざレインコートを着せると、上の画像のような困った表情をしてその場に立ち尽くしてしまうのだ。

 

困り顔でピタッと静止している姿は、本人(本犬)には悪いが、とても愛らしい。

 

因みに、どんなに静止していても、玄関を開けると普通に散歩に出かけてゆく。なんとも不思議な静止である。

 

 

白柴犬のいぬさんと、シン・フード合戦【2】

いぬさんとお気に入りのフード

 

さて、前回は、いぬさんのフードジプシーに終止符を打つ救世主フードと出会ったところまで話したと思う。今回の内容はその続き、フード合戦その2である。

 

ついに発見!お気に入りフード!!

いぬさんのお気に入り、それはコンボ ドッグ、角切りビーフ・キャベツブレンドである。(※以下コンボとする)

こちらのコンボ、今までのフードとはいぬさんの食いつきが明らかに異なっている。これまでのフードは、最初の1回2回までは喜んで食べても、3回目からはパタリと食いつきが悪くなる、という流れが定番化していた。

 

しかし!コンボ・キャベツブレンドは、3回目を過ぎても、1年が過ぎても、2年が過ぎても、変わらずに、しかもトッピングも無しでモリモリ食べてくれるのだ!!(2023年現在で、いぬさんのふっくら仕立て歴は2年ほどになる)

粒は半生(ソフト)タイプというやつで、ドライフードとウエットフードの丁度中間くらいの柔らかさ。ブレンドされているキャベツもお気に入りらしく、キャベツだけを選んで先に食べることもあるほどだ。

美味しそうにご飯を食べるいぬさんを、この目でまた見ることができて本当に良かった……。長い戦いが、今ここに終結したのである。

 

 

キャベツブレンドとの悲しい別れ

そんなこんなで無事フードジプシーを脱出したいぬさんだったが、去年の後半あたりから、何故かこのキャベツブレンドが手に入りにくくなってしまった。何やら雲行きが怪しいように思い、日本ペットフードさんのホームページ(※やわらかソフトは日本ペットフードさんの製品である)を見に行くと、そこには衝撃の光景があった。

いぬさんの大好きなキャベツブレンドが、やわらかソフトの一覧から消えていたのだ!!

 

――なんということだろう。遂に見つけた救世主が、いなくなってしまった。またフード探しの旅に出るしかないのか……。

 

本気で落ち込んだかいぬしであったが、やわらかソフトシリーズであれば、キャベツでなくとも食べてくれるかもしれないと思いなおし、新たに『コンボ ドッグ やわらかソフト 角切りビーフ・さつまいも 野菜ブレンド』を購入してみることにした。

 

結果としては、大成功だった。

今までキャベツだったものがさつまいものキューブに変わっても、いぬさんは喜んで食べてくれた。粒の形がキャベツブレンドとは少し違っていたが、同じやわらかソフトシリーズであったためか、いつものようにひょろひょろとリズムよく食べ進んでくれたのだった。この食べっぷりを見て、かいぬしはようやく胸をなでおろすことができた。

 

いぬさんの、現在のご飯は?

現在のいぬさんは、主に、やわらかソフトシリーズの『低脂肪、角切りささみ・ビーフ 野菜ブレンド』を食している。お昼はやわらかソフトのみで、朝と晩は、やわらかソフトとメディコート(ペットラインさん)の避妊去勢用のものを半量ずつで落ち着いている。

※いぬさんはお腹が弱いので、1日分のフードを3回に分けて食べている。

 

いぬさんはお米も大好きなのだが、その話はいずれまた。

 

白柴犬のいぬさんと、シン・フード合戦【1】

ご飯後、体に虹が差すいぬさん

 

(※この記事は内容と投稿日時に差があります)

 

結構前になるが、いぬさんがフードジプシーになっている話をしたと思う。

うちに来たばかりの頃のいぬさんは、前の飼い主さんが持たせてくれたフードや、我が家で新しく用意して徐々に切り替えたフード(どちらもドライタイプ)を全力で尻尾を振りつつ喜んで食べてくれていた。

 

しかし、1歳と数か月が経った頃から、だんだんとフードの食べっぷりが悪くなってきたのだ。

 

いぬさんのフードジプシーで試したこと

いぬさんのフードジプシーで、まず心配したことは彼の健康状態である。どこか具合が悪くてご飯を食べたくないのかも……と考え、数日注意深く観察していたが、ご飯の進みが悪いだけで、おやつは喜んで食べ、水もいつものように飲み、とても元気に走り回っているではないか。

どうやら、具合が悪いわけではないようだ。とりあえず一安心。

 

試したフードその1

 

次に試したことは、ドライフードへのトッピングである。

犬用のふりかけや、普段喜んで食べるおやつ、缶詰状のウエットフードなどをいつものドライフードにトッピングする作戦だ。人間に例えるところの『味変』というやつだ。

いろいろなトッピングを試し、お肉をのせたときが一番良い食いつきであることが判明したが、器用にトッピングだけを食べ、フードの進みは相変わらずなことが多かったため、トッピング作戦は一旦終了とした。

 

試したフードその2

 

次に試したのは、あれこれ手をかけず、こちらが出したものをきちんと食べるまでそっとしておく方法だ。これはネットで『犬 フード 食べない』と検索して見つけた方法である。

ネットによると、フードを食べないからといってあれこれ手をかけていると、気に入らないときには新しいものを出してくれると学習してしまうので避けた方が良い、ということらしい。

・30分程経ってもフードを食べないときは思い切ってお皿を下げる

・フードを食べるようになるまでおやつは与えないようにする

主に上記2点を我が家なりに試してみたが、美味しく楽しく食事をしてほしいのに、これでは犬も人間も疲弊してしまうぞと思いなおし、3日を待たず別の方法を試すことにしたのであった。

かいぬしの脳内には、ご飯の時間を「待っていました!」とばかりに喜んで、ドライフードをカラカラと注ぐ音に尻尾を振りまくるかつてのいぬさんの姿が焼き付いているのだ。

甘いと思われるかもしれないが、ご飯は楽しく食べてほしいのである!!

 

 

試したフードその3

 

次に試みたのは、様々なフードの中からいぬさんの『お気に入り』を見つける作戦である。世の中は便利なもので、少し検索するだけで、犬用フードのお試しセットや、少量小袋サイズのフードをたくさん見つけることができる。

ドッグフードも数撃ちゃ当たる!!……ということで、とりあえず目についたものを購入してみることにした。最初から大袋を買うとなるとお財布がとんでもないことになってしまうが、少量のお試しサイズなので価格帯も優しめであり、おかげで様々なフードを購入することができた。

 

試したフードその4

 

 

さて、様々なフードを試していぬさんの食事傾向が分かってきた。最初の1~2回は新しいフードへの興味か、少し尻尾を振りつつパクパク食べるのだが、どのフードも3回目から食いつきが悪くなるのだ。

あまり新しいものを立て続けに食べさせるのも良くないので、様子を見ながらいろいろと試してみたが、反応はどうにも微妙である。

 

試したフードその5



救世主、現る

 

そんなこんなで、万策尽きたかと思い始めた矢先、ついに我々は救世主に出会うこととなる。ある日、ホームセンターで何気なく手に取ったとあるドッグフード。

その名もコンボ・ドッグ、角切りビーフ・キャベツブレンドである!!

(次回へ続く――)

 

 

白柴犬のいぬさんと、4才の誕生日

0時、4才になった瞬間のいぬさん

めでたいことに、いぬさんは本日で4才を迎えた。

お誕生日のプレゼントとして、ジャーキー系のトリーツを何種類か購入している。

 

それにしても、いぬさんったらもう4才になるのか。とうことは、いぬさんが我が家にきてからもう3年と6か月くらいになったのか。体感としてはまだ3か月くらいだというのに、時間が経つのは早いなあ。

これからも元気に楽しく過ごしてほしい。いぬよ、健やかであれ……。

 

因みに犬の4才は、人間の年齢に換算すると大体32歳ぐらいだそうだ。

 

 

 

もう我慢できない!!飼うわよベタを!!!!!!

導入中のこくまろ(見切れている……)

『ピンポーン』

待ちに待ったインターホンが鳴った。荷物の配達員さんだ。

「この玄関ドアを開けて段ボールを受け取れば、新しい家族が増えるんだ――」

嬉しさと期待と、少しの不安を胸に、わたしは玄関の扉を開けたのだった。

 

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というわけでみなさんこんにちは、わたし(かいぬし3号)です。

突然ですが、ベタを飼い始めました。

実はわたくし、金魚やベタ、ザリガニ、グラミー、ミドリフグウーパールーパーなどを飼っていたことがありまして、家に60センチ水槽が2つと30センチ水槽が1つ、もうちょい小さい水槽が1つに……といった具合で水槽をたくさん余らせているんです。

 

ウーパールーパーとのお別れを最後にずっと水辺の生き物は飼っていなかったのですが、いぬさんも大人になって落ち着いてきたので、「そろそろ水の音が恋しくなってきたなあ」と自覚したらもう止まれませんでした。ベタ、お迎えです。

 

昔飼っていたベタは赤や青のトラディショナルばかりだった(※その頃はベタと言えばトラディショナルかクラウンテールしかショップにいなかった)こともあり、次に飼うなら変わったベタをお迎えしたい!と考えていたため、アクアで有名なチャームさんにお世話になることに。

ベタのページをじっくり見ていくと、ビビッとくるフォルムを発見!!

その名も、『エレファントイヤープラカット!!!

胴がしっかりしていてかわいい!ヒレが大きくて愛らしい!!是非一緒に暮らしたい!!!ということで即お迎え決定。色は選べず、どんな子が来るかは完全に縁というところもまた燃える……。(ヒレの欠けや癒着がある場合もあるとのアナウンスがあったが、コンテストに出すわけでもないため問題なし)

スポイトや餌、ついでにいぬさん用の珍しいおやつもしこたま買い込んで1日待ち、冒頭のインターホン(到着)場面に。

 

受け取りを済ませ、大きな段ボールを大事に抱えてそ~っと自室へ。

無事でいてくれるのか、元気でいてくれるのか、どんな子が来てくれたのか……逸る気持ちを精一杯押さえつけながらいざ初対面!!!

 

めちゃくちゃかわいい子が来た!!!!

なんだろうこのシックな色合い。とても好み……。濃いブラウンとブラックの胴体、両ヒレは薄いオレンジを敷いたオフホワイトに蝶のような墨線。胸ビレや尾ビレは落ち着いた黄橙に墨青の縁取り、背ビレは少し濃いめ。

――なんという好み、なんというオシャレか!!紅茶と紅茶色の宝石が大好きな人間のもとに来るべくして来たような色合い。もう既にかわいくてかわいくて仕方がない。わたしキミのこと、無条件に好きだな。

 

名前は、こくがあってまろやかな色と雰囲気から、第一印象で『こくまろ』と命名。早く旅の疲れを癒してほしいので、水合わせ・温度合わせを挟みつつ、手早く、かつ慎重に導入。

導入直後のこくまろさん

負担を考えて、今日はもう休んでもらい、餌は明日(9月30日)からあげることに。

これからよろしくね!!

(翌日、こくまろは餌をバクバク食べ、元気に泳ぎ回り、フレアリングもしてくれました。)

【犬を飼いたい人】知ってほしい、心にとめておいてほしい、激怒症候群のこと【既に飼っている人にも】

激怒症候群を知っていますか?

皆さんは、激怒症候群というワードを聞いたことがあるだろうか?激怒症候群とは、またの名をレイジシンドロームともいう犬の病気である。

 

激怒症候群、レイジシンドロームという名前の見た目から、「犬が激怒するのが病気なの?」とか、「飼い主のしつけが悪いんでしょ」などと思う人もいるかもしれないが、この激怒症候群は、飼い主のしつけのせいでも、ましてや犬のせいでもない、脳の病気なのである。

 

激怒症候群は、これから犬を迎えようと思っている人には特に知っていてほしい、心のどこかにとめておいてほしい症状になるため、是非記事を最後まで読んでみてほしい。

 

激怒症候群の症状は?

激怒症候群の症状は、ついさっきまで普段通りだった愛犬が急に凶暴になり、攻撃的になって暴れたり、襲い掛かってきたりするものとなる。それは本当に突然起こる。突然、犬が変わったように怒り狂い、襲い掛かってくるのだ。

犬が怒る、というと、フードアグレッシブを思い浮かべたり、飼い主が気付かぬうちに、犬が嫌がることをしているのだろうと考える人もいるかもしれない。

 

しかし、違うのだ。

 

激怒症候群の『怒り』は、フードアグレッシブや、犬の機嫌による『怒り』とは似ても似つかない怒りである。

先ず、犬が怒るときというのは、それなりのサインがある。鼻にしわを寄せたり、低く唸ったり、少し牙を出してみたりなど、必ず何かしらのサインがあるものだ。

 

だが、激怒症候群の『怒り』はサインがない。

先程も述べたが、それまで普通にしていた愛犬が、発作的に突然凶暴になるのだ。

凶暴になるだけでしょ?と思うかもしれないが、攻撃の矛先が他の犬や飼い主に向かうこともある。しかも、加減のない『本気の攻撃』を発作的にしかけてくるため、攻撃された方は大怪我を負ってしまうこともあり、とても危険なのだ。

 

少し離れたところでリラックスしていた愛犬が、前触れもなく突然襲い掛かってきたら……。想像してみてほしい。

 

激怒症候群の原因

激怒症候群の原因は、にあるといわれている。てんかんの一種といえば、しつけの問題ではないことも、ましてや愛犬の性格のせいでないことも理解しやすいのではないかと思う。激怒症候群の犬が突然凶暴になっているときは、いわゆる発作状態であるらしい。

 

※激怒症候群の症状は、抗てんかん薬で抑えられる場合があるようだが、治療に関しては確立されていないそうだ。愛犬のためにも、かかりつけの病院でじっくり相談してほしい。

 

激怒症候群に対して

 

『飼い犬に噛まれてしまった』と聞くと、「しつけがなっていない」とか、「飼い主が悪い」などと言われがちであるが、激怒症候群の攻撃発作は病気のせいであり、決して誰のせいでもない。もしかすると『飼い犬に噛まれてしまった』誰かとその愛犬は、密かに激怒症候群に悩んでいるかもしれない。

激怒症候群は、当事者以外にはなかなか理解してもらいにくい病気であり、飼い主自身も、自分のしつけ方が悪いのだと思い込んで誰にも相談できず、愛犬が激怒症候群であると気付きにくい場合もたくさんあると思う。

 

自分は、激怒症候群という病気を知ってから、本気噛みが治まらないという理由で施設などに手放されてしまう犬たちの中には、激怒症候群の子もいるのではないだろうかと考えるようになった。

 

もしあなたの愛犬に思い当たる症状があれば、ひとりで抱え込まずに是非かかりつけの獣医師さんに相談してほしい。

 

これから犬を飼いたいと思っている人は、激怒症候群という病気があるのだということ、そして、もし愛犬が激怒症候群になっても(もし自分が怪我・大怪我を負うことになっても)変わらずに愛情を注げるか、しっかりとお世話ができるかどうかを、あなたと、あなたの未来の愛犬のためにも、今一度考えてみてほしい。

 

愛犬との楽しい生活

激怒症候群についてだけ見ると、恐ろしい病気のように思えるが、どんな症状を抱えていてもやはり愛犬は愛しいし、愛犬との生活はとても楽しいものだ。何に対しても、まずは『知ること』が大切だと思う。この記事で、ひとりでも多くの人に激怒症候群のことを知ってもらえれば幸いである。

白柴犬のいぬさんと、しつけ用スプレー

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猫と見つめ合ういぬさん

 

皆さんは『ビターアップル』をご存知だろうか?

ビターアップルとは、簡単に言えば犬の噛み癖・いたずら癖への対策用スプレーである。愛犬に齧られたくないものや、困った噛み癖があるとき、しつけの一補助として使用するもので、天然のリンゴから抽出した苦~~い成分がその効果の元となっている。

要するに、齧られたくないものにスプレーし、愛犬に『苦さ』を体験させることで噛み癖をなくす方向へ誘導しようというものだ。

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しつけ用スプレーたち

※こちらはアフィリエイトを含む記事になります。


ビターアップル使用の経緯

さて、我が家の愛犬白柴犬の『いぬさん』も例に漏れず、それはもうものすごい噛み癖があった。子犬で、俗に言う『歯がかゆい』時期だったことも相まってか、いぬさんは、自分のベッド(プラスチック製)、トイレトレー、スリッパ、人間の腕・手・足、おもちゃ、床、玄関の上がり框の木、等々ありとあらゆるものを怒涛の勢いで齧っており、その凄まじさの前ではしつけもたじたじ……という具合である。

しつけと同時進行でスリッパを仕舞ったり、必要なもの以外はなるべく出さないようにしたりと毎日少しずつ改善させる努力はしていたものの、どうにもあと一手背中を押す何かが欲しい。そう考えていた時に見つけたのがこの『ビターアップル』(※我が家で購入したものは『かじり&いたずら防止スプレー』という名称である)と言う訳だ。

これぞ渡りに船、地獄に仏!!早速シュッシュとしてみた結果……。

 

ビターアップルの効果は?

結論から言おう。残念ながら、我が家のいぬさんにビターアップルの効き目は無かった。効き目が無いどころか、いぬさんはビターアップルの塗られた箇所を喜んで舐めにくるのである。これは飼い主にとり全く以て信じられない現象だった。なぜならこのビターアップル、齧られたくないものに軽くワンプッシュしただけで空気中に苦~いものが漂い、いつのまにやら口の中まで苦くなり、スプレーした手も苦くなるという苦味の爆弾である。ちょっとスプレーしてみただけでこれほどの苦味を体験している人間を余所に、喜んでそれを舐めにいくいぬさんの味覚に驚愕するのも大げさではないはずだ。

いくら天然成分とはいえ、積極的に舐めにくるのはいかん!ということで、我が家でのビターアップル作戦はそれきりとなってしまった。

 

トイレのしつけ用スプレーはどうだろう?

実は、ビターアップルの他にもう一つ購入したスプレー系しつけ製品がある。その名も『トイレの学習』スプレーである。これは、トイレシーツやトイレとして定めたい場所にスプレーすることにより、そこがトイレであると認識させるお手伝いをしてくれるスプレーだ。

勿論使用してみたが、我が家の白柴、いぬさんにはこちらも効果が見られなかった……。ビターアップルもトイレの学習も、効果があるかどうかは愛犬次第ということらしい。実際、口コミでも効いた・効かない、両方の意見があった。

 

その後のいぬさん

スプレー大作戦から数か月後、いぬさんはある日突然トイレでトイレをするようになり、噛み癖も、ふと気が付けば相当落ち着いてきていた。犬は、ある日突然大人になることもあるのだな……と感じる出来事となった。

 

 

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